時刻表の「さくいん地図」の変遷

旅行計画を立てる時の必需品は?というと・・・
現代はスマートフォンの「路線情報アプリ」や「地図アプリ」なのだろう。これはとっても便利で使い勝手も良い。しかしながら私はどうしても「JR時刻表」の冊子媒体が手元にないと落ち着かない。「厚み」と「手触り感」、そして印刷媒体の「匂い」がないと不安だ。(スマホもしっかり使っている。)

そのJR時刻表の「さくいん地図」の細かな変化に一喜一憂することがある。(意味合いが少し違うように思うが語彙力が乏しいため妥当な熟語が思いつかない。)一つ知って喜び、また一つ知って寂しくなることがよくある。

まずは現在の山口県近辺エリアの「さくいん地図」。
2020年3月のJR時刻表より
 8年前の同じエリアと比べてみる。
2012年10月のJR時刻表より
まず最初に気が付いたことはいつの間にか「高速バス線」の路線図が無くなっていることだ。この記載を無くしたのは何かわけがあるのだろう。いつからだろうか?

萩市近辺の世界遺産登録(明治日本の産業革命遺産の一つ)が増えている。

そしてひっそりと消し去られているJRバス線地方バス線、そして三江線のように全く無くなった部分(鉄道の地方交通線)もある。

いつの間にか消え去って行った鉄路やバス路が地図からも消え去るとため息が出る。自分の生活エリアでなくても寂しく感じるのはそこで出会った人々や風景が頭の中に残っているからであろう。

今現在は「新型コロナウイルス」のせい(緊急事態!)で旅行は行けない。せめて時刻表を眺めてその気になっているバーチャルトリップを味わっている。

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