2017年の秋に白藤書店の建屋と共に取り壊された白藤歯科医院の建屋があった。長門三隅駅の開業と同時期に建ったようなので大正13年の頃の建築物かも知れない。
(但し戦後に建て替わったか改築された可能性もある。)
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2008年05月06日撮影 |
木造?ではあるが大正ロマンを感じさせる洋館風の建物だ。
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2014年12月12日撮影 |
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2017年10月29日撮影 |
上の写真は取り壊し中の様子を撮影したもの。
下の広告は長門三隅駅の開業記念に大正13年11月3日に三隅村役場より発刊された冊子の広告の1ページ。
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三隅村発行の冊子の広告頁 |
上の広告からすると、白藤醫院(歯科医院)は元々、市(いち)で開業されていて長門三隅駅が出来た時(大正13年11月3日開業)に新たに診療所を建てられて豊原に来られたことが伺える。
市には昭和40年代まで?小林歯科という歯医者さんがあったと記憶しているが場所まで覚えていない。
2017年の10月まで残っていた建物が大正13年に建設されたものなのかは不明だが、そうであったらとっても惜しい気がしてきた。
小学生の頃に親に連れられて虫歯の治療に行った覚えがあるが、さすがに医院の中の様子は覚えていない。
町史に残るような建物がまた消え去って行った。
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