萩駅舎のこと

今回は三隅から少し離れて山陰本線の萩駅舎の話。

今から10年前に撮影した写真が出てきたので記録としてここに残す。

2007年06月16日撮影-1
 元々あった駅舎は昔ながらの木造の駅で、駅舎内にはKIOSKUの売店もあってとっても昭和チックなものだったが、いつしか「萩市自然と歴史の展示館」(入り口右の看板)というまったく似合わない名前がつけられていた。入り口上の看板は「登録有形文化財 萩駅舎」と掲げられている。こちらはまだ許せる。

せめて「井上勝記念館」とか「鉄道資料館」のような名前にしてほしかった。

(参考)井上勝:長州ファイブの1人で、日本の鉄道の父と呼ばれた人物。鉄道による日本の近代化を目指した萩出身の偉大な人物。(興味がある方は調べてみると面白いかも。)


2007年06月16日撮影-2

遠くから訪れる観光客は、萩市の中心駅が「東萩駅」であって「萩駅」ではないことが紛らわしいと思う。

しかし駅舎自体のデザイン的な存在感はここ萩駅の方が圧倒的に勝っている。

その昔、特急列車や急行列車はここには止まらず、すべて「東萩駅」に停車していた。

しかし今は「トワイライトエクスプレス瑞風」のおかげでちょっとアピールできているように思う。駅前に停車する瑞風バスも良く似合う。
写真がないのが残念だ。


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