今回は「レコード」と「オーディオ・コンポーネント」のこと。
若い方は見たことも無いかもしれないがレコードを聴くにはそれなりの機械が必要で、まずレコード盤を乗せて回転させるレコードプレーヤーにレコードを乗せる。回転数を合わせてスタートするとターンテーブルが回りだす。レコード針をレコード盤の一番外側の溝に乗せる。
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レコード・プレーヤー |
A面の1曲目が始まる。
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オーディオ・コンポーネント |
このレコードプレーヤーをアンプ(増幅器)につなぎ、そのアンプはプレーヤーがレコード針で読み取った音楽を増幅してスピーカーに流す、といった仕組みだが、それぞれを良い機械をそろえるとものすごい繊細な音を聴かせてくれる。
これらの機械を総称して「オーディオ・コンポ(コンポーネント)」と言っていた。この当時(70年代から80年代にかけて)のオーディオ界の日本の技術力はものすごかった!と思っている。
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レコード盤 |
そしてそのレコード盤(レコード・ディスク)だが、色々と種類があった。代表的なものは上の写真のようなLPレコードとEPレコードだが、その他にも下のような雑誌の付録なんかで付いていた「ソノシート」や、アイドル歌手の声が録音されていた「ウィスパー・カード」も過去にはあったがほぼ絶滅?した。
さらに過去にはSP盤というすぐに割れるレコードもあったがこれも古い家屋の倉庫などに眠っているか絶滅したかだろう。SP盤が残っていても78回転のため現在のレコードプレーヤーは対応できないだろう。
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ソノシート |
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ウイスパー・カード |
このウイスパーカードだけを聴くための「ソピック」というおもちゃのような機械があったが、これも絶滅していると思われる。
今の時代にこんな機械(オーディオ・コンポ)で音楽を聴くことはしないだろうが、静かな夜に聴くレコードの音はアドレナリンがガンガン出てくる。なんて優雅で幸せな時間だろう、と思う。
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