万博のおみやげ

前回に続いて20年以上開けていなかった箱の話の続き。

こんなものも入っていた。

1970年に大阪で開催された「日本万国博覧会」のおみやげとして、親戚のおばさんからいただいたものが下の写真の「万博記念ふろしき」だ。

万博が開催(3月14日開幕~9月13日閉幕)されている当時中学生だった私に「ふろしき」のおみやげというのが今となっては面白く、楽しい。どんな思いでこれを選んだのか想像すると、たぶん、私へのおみやげを買うことを忘れて、思い出したときに目の前に在ったのがこの「ふろしき」ではないか?



この写真はふろしきが収まった厚紙の表面なのだが、開けていないまま変色してレトロなものになってしまっている。よっぽど当時の私は興味がなかったと思われる。

ところで、1970年(昭和45年)というと、私は大阪万博どころか通り越して東京の深夜放送(ニッポン放送、TBSラジオ、文化放送)にぞっこんの時代で、少し前に紹介したように、深夜0時とともにこの地(三隅町)で深夜放送が聴けた。その時間になるまで隣の国の放送?が邪魔をしてドップラー効果のような雑音が入っていた。

1970年に始まった国鉄のCMに「ディスカバー・ジャパン」というキャッチフレーズがあり、とっても旅に出たかった自分がいた。

三波春夫の「世界の国からこんにちは」が大ヒットした年のことである。



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