オレンジカードのこと

先日アップした、20年以上開けていない箱から出てきたものに「オレンジカード」もあった。

たぶんもう磁気不良で使えない(使う場所もなくなってきている)かもしれないが、正常なら今でも使えると聞いたので、ふっと疑問が湧いてきた。


国鉄発行のオレンジカード
 上の2枚のオレンジカードは、「国鉄」と書いてあるので販売者は今は存在しない。その時代の磁気カードを今使用するとどこの会社に損失(利益にはならないはず。)が現れるのだろう?
(自動券売機で使用できるとしたら、金銭授受が無いのに発券したことになるのでは?)
それとも国鉄発行のカードは使用できないのかも。

JR西日本発行のオレンジカード
上の2枚のオレンジカードは、「JR西日本」と書いてあるが、「小郡駅」とか「小郡車掌区」となっている。

今は「新山口駅」なので貴重なカードかもしれない。
調べてみると、SLやまぐち号は1979年8月に運転を開始しているので、「8周年」と書かれているから1987年(昭和62年)に買ったと思われる。

さらに「小郡駅」が「新山口駅」になったのは2003年(平成15年)10月1日らしいので、1975年(昭和50年)3月に山陽新幹線の岡山―博多間が開業して約28年間ほど新幹線の「小郡駅」が存在したことになる。



最初の2枚のカードのことだが、高校を卒業した頃すでに山陽新幹線が新大阪、博多間が全通しており、とても便利になってきていたが、2度ほど寝台特急「あさかぜ」に乗ったことがある。

初めて乗ったのは確か下関から東京で、ワクワクして山陽本線から東海道本線とずーと起きていた記憶がある。
特に印象に残っている景色は山口県の徳山から光市辺りを通過するときのコンビナート一帯のキラキラした光の群れだ。
私は鉄道マニアではないが、寝台列車から観るこの景色は絶品である。

このような過去を顧みることのできる物品を大切に保管しておくと、様々な記憶が蘇り、さらに記憶の確証を得るための調査や学習をする。楽しいことがたくさんある。


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