物資部のこと

長門市駅北口の西側に、今現在有料駐車場になっている場所がある。

そこには過去に「物資部」という国鉄直営のストアがあり、街のお店より安かったのか?かなり賑わっていた時代があった。
(私が行ったことのある物資部に下関駅や広島駅の近くにもあった。全国でいうとかなりの箇所にあったはずだ。)

「ぶっしぶ」だが「ぶしぶ」と発音していたのが面白い。

木造の建屋で、外壁が汽車の煤煙で黒ずんでいて、いかにも昭和のお店って感じのものだった。



2015年01月13日撮影
 長門市駅西側の風景。正面の白い建物はJR長門鉄道部乗務員宿泊所兼社員寮。


2013年06月23日撮影-1
この道をまっすぐ進んで左側(線路側)に物資部はあった。
左にある駅前歩道橋(横断陸橋:昭和60年3月完成)が出来たころにはまだ物資部はあった気がする。
駅南口の開発に伴い出来た歩道橋だったと記憶している。



2013年06月23日撮影-2
フェンスの手前辺りだった記憶がある。



2013年06月23日撮影-3
物資部の建物が撤去されて、1、2年程度は上の写真の手前入り口の奥で「物資部」として営業されていた。 ここは表側のステーションホテルと中でつながっていて駅前ロータリーに抜けられた。

ここ(ステーションホテルの裏)に「物資部」が移転していて、しばらく営業していたことはあまり知られていないと思う。


2012年06月25日撮影
同じ場所に鮮魚店があった頃の写真。

この「物資部」のあった場所から線路を挟んですぐに国鉄長門機関区(現、運転支所)があり、2年前の年の暮れに話題となった転車台がその前にある。そのさらに南側に国鉄の官舎が並んでいて、黒ずんだ板張りの仕切りがたくさんあった。思い出すとキリがないが、転車台の話を含めてこのあたりの風景のことをいくつかここに残しておこうと思っている。

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