黄波戸駅の風景

山陰本線の長門市駅の下隣に位置する「黄波戸駅」は無人の棒線駅である。かつては上下線があり離合できた駅で、さらに遡ると長門三隅同様に美祢線の延長で出来た駅であると記されている。

この駅の風景がとっても情緒豊かで四季折々味わいがある。そこで2年前の春に撮影した写真をここに残す。


2015年04月08日撮影-1
こんな坂道を上ると・・・ 



2015年04月08日撮影-2
小さな待合室のような駅舎が見えてくる。 



2015年04月08日撮影-3

2015年04月08日撮影-4

2015年04月08日撮影-5
駅ホームから見る長門市方面の風景。かつての下り線ホームがそのまま残っている。



下の2枚の写真は駅前旅館の「仙崎屋」さんだ。
2015年04月08日撮影-6

「黄波戸の仙崎屋」という紛らわしさを感じる名前だが、地元の方に聞くと「昔っからあるので違和感はまったく無い」と言われた。
建屋の造りがとても気に入っている。

2015年04月08日撮影-7

黄波戸地区は本当に気のいい漁師さんたちの住んでいる漁師町で、深川湾を隔てて目前に青海島の高山(たかやま:海抜約320m)を眺望できるすばらしい地形を持ち合わせている。

高校生の頃に、この坂道を上り仙崎屋の前を通って駅に着く、という通学を経験した方たちは辛いながらもそのすばらしい風景を今もって記憶されていると思う。

小椋佳さんの「俺たちの旅」の歌詞を想いだす年代なのです。岡田奈々さんの「青春の坂道」でも大丈夫!

近いうちに黄波戸のまちの風景をここに残すことにする。

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