疫神様の土俵

野波瀬疫神社(通称:やくじんさま)で毎年12月の初めの丑の日に痘瘡守護の祭礼があり、神賑いとして「みかん相撲」が催されていた。

幼い頃にこの「みかん相撲」に無理やり出されるのが嫌でその日は逃げ回っていたことを覚えている。

2014年12月14日撮影-1

2014年12月14日撮影-2

2015年01月01日撮影

2015年01月13日撮影
少し前までは土俵があったのだが、何時だったか通りかかった時に土俵が無くなっていることに気がついた。
(その時期になると再度造るのか?)

2018年08月15日撮影

この「みかん相撲」というのは私にとっては後々聞いた言葉で、「やくじんさまの相撲大会」と言っていた。幼少の頃の記憶しかないのだが勝った者がみかん3個?、負けた者はみかん2個?を貰えるというだけの催しだった。
ご心配されている方々には申し訳ないが・・・
大人たちが無理やり子供たちを連れてきて相撲をとらせるといったイメージしか持っていなかった。(近年は違ってきているのかもしれない。)
民俗の慣わしであるお祭りや風習とはそういったものだろうが神前相撲というイメージはなかった。ただ、たくさんの人々が集まっていたのはよく覚えている。

椎の実拾いの季節は毎日のように「やくじん様」に来ていたことを思い出した。


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