国際文通週間のこと

毎年10月9日を含む週は「国際文通週間」という誰が唱えたか知らないキャンペーンのような週刊がある。

その趣旨とは別に中学生の頃に切手に興味を持ち、この「国際文通週間」のシリーズの切手の奇麗さや美しさに魅せられて欲しくってたまらない時期があった。

例として今年発行の切手のデザインを郵便局のHPより抜き出してみた。

歌川広重の「日の出に鷹」
郵便局のサイトより抜き出し-1



歌川広重の「椿に小鳥」
郵便局のサイトより抜き出し-2



歌川広重の「東海道五拾三次之内・掛川

郵便局のサイトより抜き出し-3



歌川広重の「東海道五拾三次之内・見附

郵便局のサイトより抜き出し-4



歌川広重の「東海道五拾三次之内・赤阪

郵便局のサイトより抜き出し-5

すばらしいデザインであるがこの「東海道五十三次」の作者は過去には「安藤広重」と記されていた。
過去のこのシリーズで切手好きな誰もが口にする1枚がこの「蒲原」だ。

1960年_蒲原
本当にすばらしい1枚だと思う。


[追記]
「国際文通週間」という言葉は現代の若者にどのように響くのだろうか?
中学生の頃に色々な雑誌の最終ページあたりに「文通」とか「ペンフレンド」という言葉があふれていたり、ラジオの深夜放送にリクエストのはがきを投函したりで、「若い世代」と「郵便」との関りがとっても密接であった時代があったことが懐かしい。

「手紙」のやり取り自体が廃れて、その後の「パソコン通信」も無くなった。さらに今の時代「電子メール」も「SNS」の発達で利用者離れしようとしている。

通信事業の発達やメディア形態の進歩で目まぐるしく変わっていく人と人とのつながり方がこの先見通せないでいる。

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