15年前の杉山の風景

2003年の冬に杉山に行った時のこと。

2003年01月24日撮影-1
 杉山川(三隅川の支流)の上流は人工的な加工の無い箇所が未だ残っている様子だった。



2003年01月24日撮影-2
山間部に入っていき、お地蔵さまが居るとホッとする。それも何方かが整備(お掃除)されている形跡があるととっても嬉しくなる。
山中にて人の気配があることの安堵感は何物にも代えがたい道標と思う。


2003年01月24日撮影-3

2003年01月24日撮影-4
里山感満載の民家。過去には杉山銀山の「勘場」だったらしい。

下の写真は今年の夏に行った時のもの。
2018年08月21日撮影-1

2018年08月21日撮影-2

2018年08月21日撮影-3

ところでこの杉山地区の地形のことだが以前より不思議に思っていることがあって、いつかその地形を訪ね歩いてみようと思っていた場所だ。

国土地理院地形図より

「ふるさと文化・美須美」より
この地形図などで分かるように宗頭から大平峠(おおひらだお)に向かう旧道と、行き止まりとなる杉山の道はほぼ並行して走っており、こんなに近いのに道路としての接点が無い。(野分道はあるのかもしれない)過去には銀山や小学校の分校もあった場所だ。何かの接点があってもおかしくない。
2018年08月21日撮影-4

2018年08月21日撮影-5
宗頭から大平峠を抜けると秋芳町嘉万の柏の木(かえのき)集落に出る。大水峠と同様に三隅と秋芳を繋ぐ重要な道だ。
そして勝屋谷を登ると「大谷山(582m)」が控えている。
何か楽しくなることがありそうだ。

[後記]
この杉山地区のさらに奥地で興味深い構想を練っておられた方を知っていて、その話を聞いて余計にこの地の地形に興味が湧いていた。いつかここで紹介できると良いなと思っている。

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