鉄橋を渡る

以前から何度も書いてきたように思うが、三隅川を跨ぐ鉄橋の風景が好きで何度となく同じような写真を撮ってきた。

2016年09月16日撮影

2018年11月29日撮影
風景の良さもさることながら鉄橋を渡るときの音がとっても良い。

重量感たっぷりの「ゴトン ゴトン」という音がなんとも言えず迫力がある。

出来ることならば蒸気機関車がここを渡っている姿が見たいのだが、子供の頃毎日のように見ていた風景が残っていないのが残念でならない。

[雑記]
この年になって「日常の風景はいつか変わるか無くなってしまう」ことに特に気がつきはじめ、儚さや無常観を感じるようになった。(脳に若さの素が無くなっているのかもしれない?)
過去のものより良くなった風景もあり、反対に過去のものの方が良かった風景もある。しかしそれなりにその時代の空気や人々の生活の気配を感じられるものを残していくことにとても重要性を感じていることもあって、その一つの手段としてカメラを持ち歩くようになった。
他人が見ても何も感じない日常の写真が、自分にとってはかけがえの出来ない大切な1枚となっていることがある。
そんな写真を残していきたいと思っている。

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