寒い朝のこと

今朝のニュース番組で鳥取県で初雪を観測と言っていたが昨晩我が家でも霰(あられ)が降った。霰は雪とは言わないようだ。
それにしても今朝は寒い朝だった。寒い朝を迎えると個人的に毎年思い出すのが2011年の1月の雪の日のこと。
前の晩から雪が降り出して朝になって風がやみ、薄っすらとした雪景色を写真に残そうと思い立ち長靴を履いて歩き回った時のことが忘れられない。
慣れ親しんだ地元三隅の雪風景の美しさにあらためて感動してしまった。

2011年01月07日撮影-1
 背景の久原山が素晴らしい里山感を醸しだしている。
2011年01月07日撮影-2

2011年01月07日撮影-3

2011年01月07日撮影-4

2011年01月07日撮影-5

2011年01月07日撮影-6

2011年01月07日撮影-7
冬にもよく似合うコカコーラのトラック。恰好が素敵だ。


2011年01月07日撮影-8

2011年01月07日撮影-9
それぞれの風景には行き当たりばったりではなく、過去の記憶や知識と想い出という土壌があってこそさらに美しく感じられるもので、観光気分で眺めても何の感情も湧かないものがある。
それに勝る写真を撮れるのがプロの写真家かもしれない。


[後記]
今になって思うと、これらの写真を撮った約2か月後の2011.3.11に発生した大震災が余計に印象深くしているようだ。
こんなに美しい日本の風景が廃れていくことのせつなさがジワジワと胸に押し迫ってくる。


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