清酒山猿のこと

以前、ここで「山猿」というお酒のことを書いたがその原料となる酒米を育てているグループの一人に話を伺えた。(中学時代の同級生だった。)

「山田錦」という酒米を育てていると思いきや、今は栽培の最も難しい幻の酒米「穀良都(こくりょうみやこ)」という品種に挑み栽培に成功したということだ。

特別純米にごり酒

裏ラベル

箱の説明書き
この「穀良都」という酒米は2年ごと程度で作る場所を変えているようで稲の高さが普通の飯米と違ってかなり背高だそうだ。
そういえば裏ラベルの写真をみてもちょっと高いのがわかる。

昨年の夏にこれらのことを知らずにたまたま該当箇所を撮影した風景があった。

2017年08月10日撮影-1

2017年08月10日撮影-2,3
 上の写真は同一の日の同一の場所で撮影した品種が違う稲だが右側は稲穂どころかまだ伸びようとしている感じだ。たぶんこれが「穀良都」ではないかと思う。


2017年08月31日撮影
さらに昨年の夏に何箇所かで明らかに品種が違う(成長の度合いが違う)ために風景色が違っている稲を見て来た。とってもきれいであり美しく感じられた。


グダグダ説明するよりも箱の裏書がすべてのことと思う。

農業と共に生きる!
山口県の西北、長門市に三隅酒米グループがある。
彼らは、稲作の栽培技術に優れ、自分の技術を過信することも無く、互いに研究熱心。
長年の経験を生かしながら、チャレンジ精神を忘れない。
美味しい飯米づくりを目指し培った技術を生かし「山田錦」をちゅうしんとする酒米作りを手がけ、栽培の最も難しい幻の米「穀良都(こくりょうみやこ)」にも挑み栽培に成功。
魂のこもった優れた酒米を、但馬杜氏の技が見事に生かす。
農業中心型ブランドとして「山猿」が誕生した。
冷で良し。お燗して良し。古き良き時代の良いお酒。

食事を楽しくしてくれるお酒。

山陽小野田市の「永山酒造」さんにも拍手!を捧げたい。



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