大水峠トンネルのこと

2002年3月頃だったと記憶しているが大水峠トンネルが完成して間もなく主要県道36号・秋芳三隅線が開通した。

広報三隅のストックより

広報三隅のストックより
上の写真は開通日当日のものだと思われるが長門市教育委員会・文化財保護室の御厚意でスキャンさせていただいたものだ。
下側の写真(トンネル出口)は、歩道の位置からして秋芳町側の出口と思われる。




2019年01月04日撮影-1

2019年01月04日撮影-2
上の2枚は三隅の辻並側の出口の様子。

この主要県道が開通して間もない頃に、美祢市の建設業関係の知人から「三隅に来るのが早くなったし楽しみになった。」とよく口に出していたことを思い出した。
それより以前は三隅上の宗頭文化センター横から大平峠を抜けて嘉万に行っていた。この道は大型車は通行できず、軽四輪の通行が精一杯の道(オフロード的な山道?)で以前よりほとんど通行者を見かけなかった。本当に便利になった。

その昔、美祢線沿いの国道316号線が大ヶ峠(おおがたお)トンネルなどが出来て渋木から於福へと行きやすくなった時のイメージにそっくりで、鉄道がさらに寂れていく要因となってきた。

県道秋芳三隅線沿いには鉄道はないが、嘉万に行くには大廻りである小郡三隅線を通行する車が少なくなった。
そして現在は絵堂から十文字までの小郡・萩道路(無料自動車専用道)が区間開通して宗頭側(山中峠方面)の交通量も増えているように感じる。

時代と共に生活のスタイルが変わる如く交通や流通のスタイルも目まぐるしく変化している。

いつか「峠」の特集でもしてみようか、と思っている。


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