以前より何度か書き込んだことがある「大水峠(おおみずだお)」のこと。
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上の上空からの写真にて現在の大水峠トンネル入口の横に旧道があるのだが薄い黄色の点線のルートが
昔の大水峠の道だろうと思う。
秋芳の柏の木と三隅の辻並を往き来する大切な道だったと思われる。
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2018年11月04日撮影-1 |
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2018年11月04日撮影-2 |
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2018年11月04日撮影-3 |
今は天井山か権現山への登山者が利用?する程度で上の写真のとおり荒れ放題の道となっている。しかしながらその峠の境界付近には今でもちゃんとお
地蔵さまがいらっしゃるのだ。通ったときには昔の様子を偲びながら拝みます。この道はどんな方が通っていたのだろうか?想像するだけで楽しくなる。
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2018年11月04日撮影-4 |
三隅側の峠の入り口を覗いてみると・・・
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2019年01月04日撮影 |
ゲートが張ってあり、車での侵入が出来ないようになっていた。たぶん不法投棄対策だと思われる。三隅側から歩いて峠を越してみようかとも思ったがたくさんの不法投棄物を見て行く気が失せた。
[後記]
ここ長門市辺りに限ったことではないが「峠」と書いて「たお」と読む地名が多くみられる。
「峠(とうげ)を越す」ことを「たおを越す」という。
平野地や盆地の地形的な仕組みからして隣の町へ行くには必ずと言ってよいほど「峠」を越さねばならない。そして峠の頂上や山の尾根、又は稜線が市町村の境界となっている。
先日チラリと見たテレビの番組で、その境界線を毎年両側の住民による
綱引きで取り合っている町があることを紹介していた。これはこれで面白いのだが国土地理院は傍観しているのだろうか?ちょっと楽しい事例だ。
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