大日比の風景

青海島に渡って最初の峠(大日比峠)を越えるとすぐに大日比(おおひび)の漁港が右手に見えてくる。

仙崎湾に面したこの漁港は波穏やかな景勝地で「ナツミカンの原樹」で知られている。

2020年01月19日撮影-1
漁港の南側に位置する大泊山の向こう側は仙崎の町並みがある。ちょっとイメージが湧きにくい地形だ。


2020年01月19日撮影-2
 漁港の北側には小高い小山がある。そのすぐ沖にとっても小さな弁天島が浮かぶ。

2020年01月19日撮影-3
 この日は大日比公会堂にご婦人方が出入りされていた。
写真とは違って賑やかな様子が伺えた。

2020年01月19日撮影-4

2020年01月19日撮影-5

2020年01月19日撮影-6

2020年01月19日撮影-7
右の民家の中にあるのが原樹で、その枝の一部を植えて育てられたのが左側の樹だ。


2020年01月19日撮影-8
原樹は素人目にも弱っていることがわかる。
この原樹を後世につなぐことを目的とした会もあり、地元の方を中心に活動されている。

[後記]
大日比は、青海島(おおみしま)という全島が「名勝および天然記念物」に指定されている特異な地形を持つ島の一部である。そしてこの大日比地区は寺山の麓にもなる。つい最近聞いたのだが青海島には「2つの寺山」があるとの事。
先日、新旧の地理院地形図で寺山の位置が違っていることを書き込んだが、両方ともに「寺山」だったのかもしれない。
青海島は歩いてみると興味深いことがたくさんある。

最後に「青海島」は「おおみしま」だったり「おおみじま」だったり、そして「おうみしま」だったりする。
本当は・・・?未だに分からない。


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