役場の無い風景

三隅町役場の建屋が撤去されて1年半が経った。

すっかりその風景に目が慣れた、というより思考回路が慣れて来たといった方が良いのかもしれない。
シンボリックな建物やオブジェクトが無くなると町の風景が一変するのだが、だんだんと違和感が無くなってきた。

2018年08月30日撮影-1

2018年08月30日撮影-2



ちょっと前の風景を3枚ほど比較のため載せてみる。

2014年10月11日撮影

2016年06月11日撮影-1

2016年06月11日撮影-2

役場が存在していた場所(土地)を目の前にすると空き地感が湧いてくるのだが、遠くからの風景としては山・川・線路・道などの基本要素が変わっていないため違和感がなくなっている。

今後も見守っていきたい場所だ。

[後記]
鳥取県日南町で、鳥取銀行が支店を撤退するということへの対抗策で町が預けていた預金を全額解約した、という記事を見た時にこれらの写真を思い出した。
そして連鎖的に三隅町役場の中(入ってすぐ右)にあった出納室(山口銀行の出張所?)のことを思い出した。

詳しい事情は分からないが、なんとも寂しいニュースだ。

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