宝製菓のこと

「もみじ饅頭」という大きな看板があった頃が今は懐かしく思える「宝製菓株式会社」は昭和52年(1977年)に山口営業所として三隅町平野に誘致され、昭和63年(1988年)に「山口宝株式会社」となり、平成21年(2009年)に「やまぐち寶楽庵」というように改名されてきた。

最初に誘致されたころ、私は県外にいたのでいつの間にか出来ていた・・・という感じでとらえていた会社だ。

「山口宝株式会社」のころ
2008年10月13日撮影

「やまぐち寶楽庵」のころ
2013年06月23日撮影
ところで・・・
以前よりここを通るたびに気になっていたことがある。

寶楽庵」の読み方がわからないので、つい昔の社名で言ってしまうのだ。さらに「」という漢字だが、どこかで見たことがあるとも思っていた。それに気づいたのが一昨日で、あるお店の前で「これだ!」と気がついた。

宝酒造の「宝焼酎」のラベルだ。このロゴ?にそっくりなのだ。

「ウ」(うかんむり)+「玉」+「缶」+「貝」で出来ている。

調べてみると、家の中にある宝箱の中の金品、つまり「宝」で、「宝」は「寶」の略字から出来たらしい。

宝酒造のロゴの中の「王」は「玉」の略?でよく見ると右側の「王」が少し歪んでいる。こちらは「缶」の略か?

ということで寶楽庵」は「ほうらくあん」と読むのだろう、という結果にたどり着いた。解釈が間違っていたとしても楽しかった。
町の中にも知らないことがいっぱいある。

【後記】
先日から「やまぐち寶楽庵」の建屋(社屋)が解体され、新規社屋が出来るのか撤退するのか分かりませんが「宝製菓」さんには頑張ってほしい。(宝製菓株式会社は鳥取県に本社を置く会社らしい。)



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