先日、平野地区に在住の方より平野守護神(祠)のお話を聞き、「岳ノ山」の読み方のヒントを頂いた。
というのは「
岳ノ山」の林道の入り口に平野守護神の祠(ほこら)が祀られているとの話の中で、「がくのやま」と読むのか「たけのやま」、あるいは「だけのやま」と言うのか正式な読み方が分からなかったというお話をしたのだ。
その方の仰るには、正式には分からないが昔からこの山のことを「
だけ」と呼んでいたと言われるのだ。ということは地元の言い方を尊重して「
だけのやま」ということにしよう。
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2017年09月30日撮影 |
殿村新開から観た岳ノ山
ところでこの「平野守護神三社」のことだが先日の日曜日に雪のちらつく中を行ってみると、その鳥居と祠の向きが気になってしまった。
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2018年02月11日撮影-1 |
林道から見ると鳥居と祠は背面を向いている。
下のように正面から撮るには柑橘畑側からになり、不思議に思ったが・・・
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2018年02月11日撮影-2 |
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2018年02月11日撮影-3 |
帰ってから地形図で確認すると鳥居の向きは三隅八幡宮に向いており、さらには真東に向いているのだ。
つまり日の昇る方角に向けて鳥居と祠が設置してあることになる。
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2018年02月11日撮影-4 |
すぐ目の前には平野跨道橋が控えており、その向こうは岳ノ山の林道に続く。(これは登山道でもある。)
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2018年02月11日撮影-5 |
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2018年02月11日撮影-6 |
この跨道橋の欄干は野生のニホンザルがよく歩いて渡っている姿を見かける。昨年もここに来た時にたくさんのサルとお見合いをした。路上の橙(だいだい)はサルの喰いチラシと思われる。
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2018年02月11日撮影-7 |
この柵の向こうからサルはやって来るのだ。迂闊に岳ノ山に登ると襲われるかもしれない。
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2018年02月11日撮影-8 |
サルの目線で見た国道191号三隅バイパスの風景。
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2018年02月11日撮影-9 |
話は戻るが、平野三社の「妙見社」、「山王社」、「山神社」はそれぞれ信仰からくる鎮守の祀りだと思うが一つの箇所にまとめられたものも珍しいような気がする。
その周りで野生のサルが我が物顔で橙畑を荒らしているため、持ち主は難儀であろうと思う。
山神様にはぜひとも見張ってほしい。
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