セミの話

今週になってから天候はすぐれないが、セミの鳴き声が響きだした。
日曜日の朝、雷雨が治まってからニイニイゼミ、夕方からヒグラシ、月曜日からクマゼミとオールスターが揃ってきた。まだ聴いていないのがツクツクボウシとアブラゼミとミンミンゼミだ。

去年の7月中旬にクマゼミの羽化を観察できた。

2016年07月17日撮影-1

2016年07月17日撮影-2

2016年07月17日撮影-3

最初にハンディタイプのデジタルカメラで撮影しようとしたが、うまく撮れないので、ポケットライトを片手にタブレットで撮影してやっと撮った写真だ。時刻は夜の9時前。
とっても神秘的で羽の透過色と緑がきれいで自分で感動した。次の日には蛻の殻だけが残っていた。

ところで三隅におけるセミの種類だが、ハルゼミ(ツクツクボウシに少し似ている)、ヒメハルゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、ミンミンゼミといった種類がいる。鳴き声はするがなかなか現物が見れないのがヒグラシやミンミンゼミだ。

昔と比べて鳴き声だけで判断すると最近はクマゼミの数が圧倒的に多く、アブラゼミが減ってきている。子どもの頃はクマゼミのオスを獲ってくると結構羨ましがられていた。なかなか獲れないし数も少なかったように思う。アブラゼミばかり獲って虫かごに入れて、家に帰って昆虫標本セット?みたいな箱に入れていた。もちろん標本用の注射をしていたのだ。何時からか販売されなくなってきた。赤い液と青い液(入れ物の色かもしれない)の2種類の注射液が入っていてそれを昆虫に注射して標本にするのだが夏休みが終わる頃にはとっても臭くなっていた。こんな時代もあったのだ。


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