三見と明石の間

山陰本線の三見駅(さんみ)と飯井駅(いい)の間に明石(あけいし)集落がある。他県から来られると「あかし」と読まれる。その明石集落と三見の間に尾ヶ崎(おがさき)という地名があり、その三見に寄った方にとってもきれいな海岸がある。

私は勝手に「尾ヶ崎の浜」と呼んでいるが列車から見るとかなりの絶景なのだ。
2017年07月08日撮影-1
 このトンネルを抜けると三見駅に到着する。この場所で鉄道ファンの方が過去にたくさんの写真を撮られたことと思う。



2017年07月08日撮影-2

2017年07月08日撮影-3
JRで言うと三見トンネルと尾ヶ崎トンネルの間になる。

玉江~三見間や三見~飯井間と列車から日本海の絶景が眺められる場所がいくつかあるが、NHK総合で深夜にたまに放送される「昭和のSL映像館」にも登場するスポットがあるほどこの辺りはきれいだ。ここはSLも似合うが、自分的には「特急まつかぜ号」が走っている姿が最高に好きだ。しかしながら手元には写真も資料も何も無いのだ。

私は知らなかったのだが、まつかぜ号は当初大阪から鳥取まで13両編成で走っており、鳥取駅で8号車から13号車を切り離して、残りの1号車から7号車が博多まで運行していた時代があったらしい。
下りのまつかぜ号は、夕方6時ごろに長門市に到着していた記憶があるので夏場に撮影しないと薄暗い画像になったことだろう。

このまつかぜ号に長門市から下関まで車窓から夕日を眺めて乗ったことがあるが、湯玉や宇賀本郷辺りの日本海の夕日が記憶にあるので夏場に乗ったのだと思う。
まつかぜ号が廃止になり、後継のいそかぜ号になってからは何度か同じ区間を乗ったことがあるが、圧倒的にまつかぜ号の方が車内が豪華だった記憶がある。願いが叶うなら鳥取駅辺りからで良いので博多駅まで当時のまつかぜ号に乗ってみたい。今のトワイライトエクスプレス瑞風より興奮するかもしれない。

2017年07月08日撮影-4
上の写真は明石からの帰りに撮影した飯井の風景。いつもながらきれいである。

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