広田の雪化粧

今年は12月になって何度か雪がちらついたが積雪と呼べるような雪はまだ三隅には降っていない。東北や北海道では猛吹雪や寒波で大変な中、17日(日曜日)の午前中に長靴を履いて出かけてみた。

「積もった」という言葉は似合わないが薄っすらと餅とり粉を振ったような景色だった。それはそれできれいだと思えた。


2017年12月17日撮影-1
寒そうな空が岳の山に被さっている。



2017年12月17日撮影-2



2017年12月17日撮影-3

2017年12月17日撮影-4

2017年12月17日撮影-5
山の樹木が白くないのが不思議だったが融けた後だったのか。

黒瓦や赤瓦がすべて白くなってしまうこの風景は北浦においては数えるほどしかやってこないが、そんな悠長なことを言ってはおれないほど北日本は猛烈な寒波のようだ。


【後記】
小学生の頃、正月用の餅を家族が搗いたあとに、藁ゴザ(簟?)の上に餅を並べると「餅とり粉」が藁(ワラ)のすき間に入り込んで、枯草の上に雪化粧をしたような色合いになりじっと眺めていた想い出がある。
藁に染みた粉がもったいないと思いながら眺めていた記憶だ。



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