昭和44年発行の地理事典
古い本棚(40年以上前からあった)から取り出した本をめくってみて、ちょっと懐かしく気恥ずかしいようなものが挟んであった。
本自体は昭和44年発行の「旺文社 地理事典」という小さな事典だがその中にチューイングガムの包み紙が栞代わりに挟んであった。
記憶の中ではたしか高校1年生の時にガムの包み紙を栞にしていた時代があったのだが、友人の誰かのまね事で自分もやりだしたように覚えている。懐かしいものが出てきた。
ところでこの昭和44年発行の地理事典だが、ページをめくってみると当たり前だが「沖縄県」が日本地図に無いのだ。
「沖縄諸島」の一項目しか掲載されていない。
戦後27年間アメリカの統治下にあった沖縄が返還されたのが昭和47年(1972年)5月15日。この地理事典が発行されて3年後のことだ。
さらに・・・
最後の付録ページに「日本の主要鉄道網」という図がある。これも当然のことだが新幹線は「東海道新幹線」しかない。
このあたりの時代のことは書き残しておきたいことが色々あるので今回はここでやめる。
時間が経つのを忘れて色々読み漁った。古い本は面白い。
本自体は昭和44年発行の「旺文社 地理事典」という小さな事典だがその中にチューイングガムの包み紙が栞代わりに挟んであった。
旺文社 地理事典 |
ガムの包装紙 |
特に「eve(イヴ)」の包み紙は裏側をみてびっくり。
「ロッテチウインガム イブ」と書かれている。
自分は「チューイングガム」だと勝手に思っていたが「チウインガム」だったのだ。「CHEW」とは「よく噛むこと」という意味で「チュー」する意味ではないのだ。ところでこの昭和44年発行の地理事典だが、ページをめくってみると当たり前だが「沖縄県」が日本地図に無いのだ。
「沖縄諸島」の一項目しか掲載されていない。
沖縄諸島の説明 |
さらに・・・
日本の主要鉄道網 |
このあたりの時代のことは書き残しておきたいことが色々あるので今回はここでやめる。
時間が経つのを忘れて色々読み漁った。古い本は面白い。
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